堺市 膝痛や変形性膝関節症はなぜ起こるのか?

大阪初!変形性膝関節症、
膝痛改善に特化させた整体を行い、
阿倍野区、天王寺区で活動する
専門整体師の豊田です。
変形性膝関節症は、その名の通り、
膝の関節が変形する症状ですが、
正常な膝関節と比べて、どこが
どのように変形するのでしょうか?

今回は、その構造を比較して理解を深めたい、と思います。
膝関節は、太腿の骨である大腿骨、
すねの骨である脛骨、一般に「膝のお皿」
とも呼ばれる膝蓋骨の三つの骨と、
それらの骨の表面を覆う関節軟骨、
大腿骨と脛骨の間に在る半月板と
云う二つの軟骨、それに、それらを
覆っている関節液(滑液とも呼ばれる)、
その周りを覆っている関節包と、
その内膜である滑膜、
そして、太腿前面から
延びてきている大腿四頭筋と、
大腿四頭筋と脛骨を繋いでいる
膝蓋腱によって成り立っています。
これらが組み合わさって
調和良く働く事によって、
膝関節は、体重を支えながら、
同時に滑らかに動き、激しい運動にも
耐える事が出来るようになっています。
しかし、筋肉の衰えや膝の酷使、
または外傷など、何らかの要因によって
その調和が崩れると、膝関節は無理な
働き方をする事になり、その状態が続くと、
その無理の結果が、
膝関節の変形として現れてきます。
それが変形性膝関節症です。
通常、最初に変化が現れてくるのは、軟骨です。
膝関節の中で、特に無理な使い方、
力や重みの掛かり方をしてきた
箇所の表面の軟骨、或いはそう云う箇所を
かばうなどして関わった箇所の表面の軟骨が、
壊れ始めます。
骨と骨がぶつかり合ったり、
こすれ合ったりして、
軟骨が磨り減ったり削れたり
剥がれたり裂けたりし始めるのです。
骨の表面は次第にデコボコになっていきます。
軟骨が磨り減っていくにつれて、
膝関節に掛かる力が、それまでは
軟骨で十分に吸収、分散していたのが、
軟骨の下に在る骨に響くようになり、
痛みが増すのは勿論、軟骨下骨にも
変形が及んだり、
硬くなったりし始めます。
変形が生じる箇所によっては、
骨の縁が尖った形で
棘のように飛び出してくる事も有ります。
これを骨棘と呼びます。
また、軟骨が磨り減ったり削れたり剥がれたり
裂けたりすれば、当然、その欠片も出てきます。
このような軟骨の欠片は、「関節内遊離体」
「デブリ」などと呼ばれ、特にこれが関節液(
滑液)の中を漂って動くようになると、
「関節ねずみ」と呼ばれるようになります。
関節ねずみは、関節液の栄養を吸収して
大きくなる事は有っても、小さくなる事は
無いので、非常に厄介です。
もしも関節ねずみが骨と骨の間に挟まれば、
痛いだけでなく、突っかいになって、
関節を動かす事も出来なくなります。
更には、関節ねずみが関節包の内膜である
滑膜に当たって刺激すると、
その部分は腫れてしまう事になり、
また、滑膜は異物である
関節ねずみを排除する為に関節液を
過剰に分泌する事にもなります。
過剰に分泌された関節液は、
しばしば膝蓋骨の上の
「膝蓋上嚢」と呼ばれる空間に
溜まります。
「膝に水が溜まる」と呼ばれる現象は、この事を指しています。
このように、正常だった膝関節が
変形性膝関節症になると、
関節軟骨の磨り減りから始まって、
膝関節のあちこちが変形する事に
なります。
その様子は、レントゲン写真を見ると、
よく分かります。
レントゲン写真には軟骨が写らない為、
正常な膝関節ならば、大腿骨と脛骨の間に、
はっきりとした隙間が写し出されます。
しかし、変形性膝関節症の膝関節では、
その程度に応じて、その隙間は狭く、
場合によっては大腿骨と脛骨が
接して写し出されるのです。

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