変形性膝関節症は手術か保存療法か|違いを分ける評価
大阪重症膝痛専門整体院ひなたの豊田です。
変形性膝関節症と診断され、手術しかないと告げられて来院される方は少なくありません。
もう軟骨がない、人工関節を考えましょう。
そう説明を受け、強い不安を抱えたまま当院にたどり着く方が本当に多いのです。
もちろん、本当に手術が必要な方はいらっしゃいます。
しかし一方で、まだ保存療法で改善を目指せる可能性があるのに、その可能性が十分に検討されていないケースもあります。
だからこそ、重症膝痛専門として私が最も大切だと考えているのが評価です。
結論。手術が必要かどうかは診断名では決まらない
先に結論をお伝えします。
変形性膝関節症だから手術、半月板損傷だから手術と、診断名だけで判断することはできません。
同じ変形性膝関節症でも、手術が必要な方と、保存療法で改善を目指せる方がいます。
その分かれ目を決めるのが、身体の状態を総合的に見る評価です。
当院では、変形性膝関節症や半月板損傷、人工関節手術後など、他院で改善しなかった重症膝痛の方を数多く見てきました。
その経験から言えるのは、正しい評価さえできれば、改善の余地がある方はもっと多いということです。
そもそも保存療法とは何か
保存療法とは、手術をせずに膝の状態を改善していくアプローチの総称です。
具体的には、硬くなった組織をゆるめる施術、関節を安定させる運動、正しい身体の使い方の習得などが含まれます。
ここで大切になるのが拘縮という言葉です。
拘縮とは、関節やその周りの組織が硬く固まって、動きにくくなっている状態を指します。
重症膝痛の方の多くは、この拘縮によって膝が最後まで伸びず、最後まで曲がらない状態になっています。
手術が必要な人と、保存療法で改善を目指せる人は何が違うのか
両者を分けるために、当院では次の6つの視点を総合的に評価します。
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- 関節の安定性
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- 拘縮の程度
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- 筋肉の働き
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- 神経の状態
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- 歩き方
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- 日常生活での動作
たとえば、膝の伸展が最後の5度から10度だけ足りない方は少なくありません。
この場合、拘縮を改善するだけで膝への負担が減り、痛みが大きく変わる余地があります。
逆に、関節の安定性が完全に失われ、日常の立ち上がりでも膝が支えられない状態であれば、手術という選択肢が現実的になります。
同じ診断名でも、この評価の結果によって進むべき道はまったく変わります。
なぜ画像検査だけでは判断できないのか
画像検査は非常に大切です。
しかし、画像だけでは分からないことも数多くあります。
レントゲンやMRIは、あくまで膝の構造を確認する検査です。
一方で、なぜ痛みが出ているのか、なぜ歩けないのか、なぜ階段だけ痛いのか。
こうした機能的な問題は、実際に身体を動かして評価しなければ見えてきません。
画像で軟骨のすり減りが見えても、痛みや歩きにくさの本当の原因が膝以外の場所にあることは珍しくないのです。
当院が大切にしている評価
当院では、膝だけを見ることはありません。
足首、股関節、体幹、歩き方、立ち上がり、片脚立ち、筋肉の働き。
これらを総合的に評価し、膝へ負担が集中している本当の原因を探します。
たとえば足首の背屈が10度に満たないと、しゃがむときに膝が前へ過剰に出て、膝の一点に圧が集まります。
股関節の内旋と外旋に左右差があれば、歩くたびに膝がねじれて負担がかかります。
つまり膝の痛みは、膝そのものより、その上下にある関節の使い方から生まれていることが多いのです。
改善を目指す順番
評価で原因が見えたら、次の順番で改善を目指していきます。
まず、硬くなった組織をゆるめて膝の拘縮を改善します。
次に、関節を安定させて膝がぐらつかない土台をつくります。
最後に、正しい身体の使い方を身につけて、膝に負担が戻らない状態を目指します。
当院ではこの流れを拘縮改善と安定化戦略と呼び、重症膝痛の方ほどこの順番を大切にしています。
全国の治療家も同じ評価に手応えを感じている
先日、膝痛改善セミナーの実践編を開催しました。
東京、名古屋、愛媛など、全国から治療家、整体師、鍼灸師の先生方にご参加いただきました。
その中で、兵庫県で整体院を経営されている先生が登壇してくださいました。
以前は膝の専門ではありませんでしたが、当院のセミナーで学んだ評価と施術を臨床で実践し、今では膝専門として多くの重症膝痛の方を評価されています。
その先生のお話の中に、とても印象に残った言葉がありました。
学んだ評価と施術を実践することで、多くの方は改善を目指せるようになった。
しかし、どうしても手術が必要な方もいる。
だからこそ、改善を目指せる方と手術が必要な方を見極める評価が重要だと実感している。
私もまったく同じ考えです。
評価は、私一人の主観ではなく、学んだ治療家が全国の臨床で再現できる技術になってきています。
全国の治療家へ技術を伝えている理由
私一人が対応できる人数には限界があります。
しかし、一人の治療家が膝痛を評価し改善へ導けるようになれば、その先生の先には何十人、何百人という重症膝痛で悩む方がいます。
だから私は、患者さんだけではなく、全国の治療家にも評価と技術、そして考え方をお伝えしています。
技術を広めることが、結果として膝痛で困る方を一人でも減らすことにつながると考えているからです。
手術を勧められた方が来院前に確認すべきこと
手術を判断する前に、まず確認していただきたいポイントが3つあります。
1つ目は、膝が最後まで伸び切るか、最後まで曲がるかです。
曲げ伸ばしに制限が残っているなら、拘縮を改善するだけで痛みが変わる余地があります。
2つ目は、股関節と足首の動きです。
膝の上下の関節が硬いままだと、膝への負担は減らず、痛みも戻りやすくなります。
3つ目は、太ももの筋肉のバランスです。
内側と外側、前と後ろの筋肉が均等に使えていないと、膝は同じ場所に負担を集め続けます。
この3点に改善の余地があるなら、手術を決める前に保存療法を試す価値は十分にあります。
まとめ。大切なのは診断名ではなく評価
変形性膝関節症と診断されたからといって、すべての方が手術になるわけではありません。
反対に、本当に手術が必要な方もいらっしゃいます。
大切なのは、診断名だけで判断するのではなく、その方の身体の状態を総合的に評価することです。
改善の可能性がある方には、その可能性を最大限に引き出す。
手術が必要な方には、そのタイミングを適切に見極める。
それが重症膝痛専門としての役割だと、私は考えています。
よくある質問
変形性膝関節症で手術を勧められたら、もう手術しかないのでしょうか
必ずしもそうではありません。
膝の曲げ伸ばしの制限、股関節と足首の動き、筋肉のバランスに改善の余地があれば、まず保存療法を試す価値があります。
当院では初回に身体の状態を細かく評価し、改善の余地があるかどうかを正直にお伝えしています。
レントゲンで軟骨がないと言われましたが、改善は目指せますか
軟骨のすり減りと、痛みや歩きにくさは必ずしも一致しません。
画像上の変化が強くても、膝の拘縮や周囲の関節の動きを整えることで、日常生活が楽になる方はいらっしゃいます。
まずは機能面を評価してみることをおすすめします。
評価だけでも受けられますか
はい、まず現在の身体の状態を評価するところから始められます。
何ができていて、何がまだ難しいのかを整理し、改善の余地と現実的な見通しをお伝えします。
遠方に住んでいますが来院できますか
全国対応で、遠方からもたくさんの方が来院されています。
集中して来院いただく来院スケジュールをご提案することも可能ですので、まずはLINEでご状況をお聞かせください。
人工関節手術のあとでも相談できますか
対応しています。
手術後に膝の動きや歩き方に不安が残っている方も、周囲の関節や筋肉の使い方を評価し、動きやすい状態を目指していきます。
手術を決める前に、もうひとつの選択肢を
変形性膝関節症で手術を勧められたけれど、できれば避けたい。
そう思っているなら、まず一度ご相談ください。
当院は重症膝痛に特化した整体院で、他院や整形外科でも改善しなかった方を数多く見てきています。
今のお身体の状態を評価し、改善の余地があるかどうかを正直にお伝えします。
LINEで状態のご相談と来院のご予約を受け付けています。
下のリンクからお気軽にメッセージをください。
https://utage-system.com/line/open/kNIhMpEutFcE?mtid=lQG13WnDYpoy
執筆者
豊田啓太。
大阪重症膝痛専門整体院ひなた 代表。
重症膝痛の症例と向き合い続け、他院で改善しなかった膝の悩みを評価し、改善を目指してきました。
全国の治療家へ膝痛改善の評価と技術を指導し、膝専門の治療家を育てています。
対応エリア
大阪を拠点に、全国から重症膝痛の方が来院されています。
遠方からでも対応していますので、お気軽にご相談ください。
本記事は個別の症例に基づく体験談を含みます。得られる結果には個人差があります。




