大阪 阿倍野区 腸脛靭帯炎の膝痛 判定方法

腸脛靭帯炎を検査する方法としては、
徒手検査法 Grasping Testがよく知られています。
これは、椅子か何かに座って膝を直角(90度)に曲げ、
大腿骨外側上顆の箇所で腸脛靭帯を押さえます。
その状態のまま、再び膝を曲げたり伸ばしたりします。
この時、30度~45度くらい曲げた所で痛みを感じるなら、
腸脛靭帯炎である可能性が極めて高い、と言えます。
腸脛靭帯炎に関する検査では、
スクワッティングテスト Squatting T
estも知られています。
これは、膝関節(下腿、膝より下)を内旋させて、
痛みを感じたら、腸脛靭帯炎である可能性が高い、
と認められる検査です。方法は簡単です。
普通に立って、爪先を真っ直ぐ前に向け、
次に爪先を外に向けたり内に向けたり
するだけです。
この検査は、下腿を内旋すると、
内側に向いた分だけ
腸脛靭帯が引っ張られ、
より強く大腿骨外側上顆に
接触する事を利用した物で、
実験によって確立されている検査方法です。
最近の研究によると、腸脛靭帯炎を経験した
ランナーの筋肉には一定の特徴が有る、
と報告されています。
その特徴とは、腸脛靭帯炎を経験したランナーは、
股関節外転筋の筋力、特に、大殿筋の裏に
隠れていて股関節の外転と外旋を司る
中殿筋の筋力が弱い、と云う特徴です。
そして、その結果、股関節の内転と
内旋の力が相対的に強く、走行中の接地の
際に股関節が内転、内旋しやすくなっているようです。
また、膝関節が内旋しやすくなっている、
と云う特徴も報告されています。
これらの特徴は、腸脛靭帯に通常よりも
伸ばす力が働いて腸脛靭帯を硬く緊張させ
、大腿骨外側上顆に強く接触させて
摩擦を起こさせる特徴です。
その為、腸脛靭帯炎の痛みが再発したり、
他の障害を発症したりしやすくなっている
と言えます。
このような研究は、まだ十分に
なされているとは言い難い状況のようですが、
現時点までに明らかになっている事を踏まえて、
腸脛靭帯炎を経験した人や、発症は
していなくても腸脛靭帯炎の原因として
挙げられるような特徴を持っている人は、
股関節の内転と内旋、また、膝関節の内旋に
意識的に気を付けたり、中殿筋の筋力を強化する事を
意識したりする事で、腸脛靭帯炎の発症、
再発を予防する事が出来るかも知れません。
腸脛靱帯炎の要因は複合的で、個人個人の違いも有るので、
信頼出来るトレーナーとよく話し合いながら、
自分に合った予防、対策を取る事が大切です。

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