大阪 阿倍野区 鵞足炎
大阪阿倍野区膝痛専門の豊田啓太です。
本日は鵞足炎についてブログを書きます。
ひざ痛の原因の一つに鵞足炎(がそくえん)があります。
【鵞足炎(がそくえん) とは】
あまり聞きなれない症状ですが、膝の内側から膝下にかけて痛むのが特徴です。
鵞足とは、太ももの前を通って、裏側の腱、そしてふとものの外から膝の内側を通る腱、さらに、大腿後側から膝の内側を通る腱の三つの腱で構成されています。
しかし、筋肉の弾力性を失った状態で、屈伸運動を繰り返すと、腱が炎症し、本来の機能を損ねます。
この状態が鵞足炎(がそくえん)です。
症状は主にひざ痛で、中でも膝の内側に痛みが出現します。
運動選手の場合、走ってるときのひざ痛はないのに、終了後に痛みが現れるのが特徴です。
またひざ痛をかばいながら運動を続けると、炎症が悪化し、膝の腫れが出現、どの体勢でも痛みが現れます。
【治療方法について】
治療については、整形外科と整体、整骨で異なります。
整形外科では、安静とアイシングが主で、痛みは鎮静剤で一時的に抑えるのが一般的です。
また病院によっては、保存療法として、温熱療法、電気治療、装具をつかった治療などがあります。
ただ、それでも改善が期待できない鵞足炎(がそくえん)については、整体、整骨院での施術もおススメです。
整体、整骨院では、鵞足炎(がそくえん)以外のひざ痛を伴う障害、症状にも対応しています。
さらに、特別な器具を使ったり、薬を服用することもないので、副作用のリスクを軽減できます。
中でもスポーツ障害を専門としている整体、整骨院では、スポーツ種目に応じての対応も期待できます。
通院で、思うような改善が期待できない場合は、気軽に相談してみてください。
施術内容については、まず凝り固まった筋肉をほぐす施術を実施。
鵞足炎(がそくえん)は、筋肉のこり、緊張などが原因で発生します。
そのため、まずは硬くなった筋肉をほぐし、柔軟性を高めます。
次に骨格のバランスを矯正します。
身体の歪みがありながら運動を続けると鵞足炎(がそくえん)の発症リスクを高めます。
根本的な改善と再発予防のためにも骨盤矯正は必要です。
それでも痛みが軽減出来ない場合に限り、鍼治療による血行促進等気のめぐりを改善する治療も実施し、根本的な解決へと導きます。
【鵞足炎(がそくえん)の予防法】
鵞足炎(がそくえん)を予防するには、運動前後のストレッチは絶対に必要です。
また筋肉疲労による筋肉の緊張やコリで、鵞足炎(がそくえん)が出現しやすくなるので、疲労を蓄積させないよう心がけましょう。
疲労回復には、入浴や十分な睡眠、筋肉への栄養を補う食生活はもちろん重要ですが、定期的な整体での施術も必要です。
その他にも、スポーツ時の練習量が自分に適しているか、フォームの見直しも必要不可欠です。
またランニングやジョギングの場合は、できるだけ、膝への衝撃が少ない平坦な場所、クッション性の高い道を選ぶなどの対策も重要です。
年齢に限らず、長く運動を楽しむためにも、そして運動成績を高めるためにも、鵞足炎(がそくえん)対策を行いましょう。