膝の内側が痛い|二箇所の原因に順番をつけた50代女性

大阪重症膝痛専門整体院ひなたの豊田です。

膝の内側の痛みで来院された、50代前半の女性の経過をご紹介します。

この方の膝には、症状に関わる場所が二箇所ありました。

両方に同時に手を出すのではなく、順番をつけて進めた症例です。

なお、こちらはこの方の場合の経過であり、結果には個人差があります。

来院時の状態

普通に歩いているだけで膝が痛む。

膝を曲げ伸ばしすると痛む。

階段の上り下りでも痛む。

痛みをかばうため、動作全体がゆっくりになっていました。

そして、仕事にも支障が出始めていました。

このまま仕事を続けられるのだろうか。

そうした不安を強くお持ちの状態で来られました。

評価で見つかった二箇所

主な痛みは膝の内側でした。

ただ、その情報だけで原因を決めることはしません。

評価していくと、膝の内側にある鵞足(がそく)の周辺と、お皿の下にある膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)の周辺、この二箇所に症状がみられました。

問題は一箇所ではなかったということです。

なぜ鵞足を先にしたのか

二箇所あるからといって、両方に同時に手を出すわけではありません。

症状がどの動作で出るのか。

その場所を押したときに、訴えている痛みが再現されるのか。

そうした確認を重ねた結果、この方の場合はまず鵞足周辺への介入を優先すべきだと判断しました。

順番をつける理由は二つあります。

ひとつは、一度にいくつものことをすると、何が効いたのか分からなくなるためです。

もうひとつは、強い症状が変われば、その先の見立ても変わるためです。

順番をつけることは、遠回りではありません。

最初の変化

膝全体にあれこれ施術するのではなく、鵞足周辺に絞りました。

その部分の筋や軟部組織の状態を確認しながら、過剰な緊張や、組織どうしの滑りにくさに対して施術を行いました。

すると1回から2回の施術で、歩行時に感じていた膝の内側の痛みは大きく軽減。

普通に歩くことについては、かなり支障がない状態になりました。

歩けるようになって、見えてきたもの

ここで終わりにはしませんでした。

あらためて確認すると、膝を曲げ伸ばししたとき、特に伸ばす動作で違和感や症状が残っていました。

最初の評価で見つかっていた、もう一つのほうです。

歩行時の痛みが引いたことで、この症状が表に出てきたとも言えます。

そこで次の段階に進みました。

膝蓋下脂肪体の周辺への介入。

膝関節の動きの改善。

そして、関節を安定させるためのセルフケア。

痛いところを緩め続けたのではなく、症状の変化に合わせて、やることを変えています。

施術とセルフケアの役割

硬くなった組織を緩めるだけでは、足りないことがあります。

動きが改善しても、膝を支える機能が戻っていなければ、日常生活でまた同じ場所に負担が集中していきます。

施術で動きやすい状態をつくる。

セルフケアで膝を支える機能を高める。

この二つは、どちらか一方ではなく役割が違います。

現在の状態

現在は、歩行時の痛みをほとんど感じない状態まで回復されています。

日常生活も問題なく行えています。

そして仕事も、支障なくできるようになりました。

来院当初、このまま仕事を続けられるのだろうかと不安を抱えておられた方が、いまは普通に働けています。

ここからの目標

痛みがなくなれば終わり、とは考えていません。

次に目指しているのは、痛くない膝から、簡単には痛くならない膝へ進むことです。

関節の安定性や身体の使い方をさらに整え、再び痛みが出にくい状態にしていく。

そして最終的には、ご自身で膝を管理できる状態を目指します。

当院が目指すのは、通い続けていただくことではなく、卒業していただくことです。

この症例から見えること

膝の内側が痛いといっても、関わっている場所は人によって違います。

そして、複数の場所が同時に関わっていることもあります。

そのとき大切なのは、すべてに手を出すことではなく、いまの症状に最も強く関係している場所を見極め、順番をつけることです。

膝が痛いから、とりあえず膝を揉む。

そうではなく、その方の膝でいま何が起きているのかを評価する。

そこが、改善に向けた第一歩だと当院では考えています。

まずは一度、ご相談ください

膝の内側が痛くて、歩くのがつらい。

階段の上り下りで痛む。

仕事を続けられるか不安がある。

そうした重症の膝のお悩みに向き合ってきました。

まずは一度、ご相談ください。

執筆者

大阪重症膝痛専門整体院ひなた 代表の豊田啓太です。

重症膝痛専門施術のパイオニアとして、「最後の砦」を掲げています。

どこに行っても、何を試しても注射や再生医療、手術、さまざまな治療を受けてもなかなか改善しなかった重症の膝の悩みに向き合ってきました。

改善に向けた実績は、全国でもトップクラスだと自負しています。

実際の変化は、YouTubeの改善実績動画、お客様の口コミ、Instagramの症例動画でご覧ください。

対応エリア

当院は大阪府大阪市天王寺区寺田町にありますが、大阪府内はもちろん、関西全域、そして全国からご来院いただいています。

奈良・京都・兵庫など近隣府県のほか、遠方からお越しになる方も少なくありません。



膝裏が痛くて夜眠れない|伸びない膝と関節の安定性


夜だけ膝が痛むとき、膝裏が硬くなっていることがある


歩いているときは痛くないのに、夜になると痛む。

この場合、膝が最後まで伸び切っていない可能性があります。

膝裏の組織が硬くなり、膝が伸びない状態が続くと、関節は不安定なままになります。

その不安定さが、夜間の痛みとして出てくることがあります。

膝裏が緩み、膝が伸びるようになることで、夜の痛みが変わる方がおられます。


大阪重症膝痛専門整体院ひなたの豊田です。

今回は、夜間の膝の痛みで来院された方の経過をご紹介します。

なお、こちらはこの方の場合の経過であり、結果には個人差があります。


症例の概要


変形性膝関節症と診断されていた方です。

膝の違和感が出始めたのは2年ほど前。

痛みが続くようになったのは半年前からで、そこから急に強くなりました。

正座は難しく、しゃがみ込みもできない状態でした。

整形外科ではヒアルロン酸の注射を5回ほど受けておられました。


歩けるのに、夜が眠れない


この方の訴えで特徴的だったのは、歩行時の痛みはそれほど強くないという点でした。

日中は動けている。

ところが、夜寝ているときに痛む。

足の重だるさや違和感で目が覚めてしまうこともあり、睡眠が妨げられていました。

痛みの場所は、膝の裏でした。

動いていないときに痛むということは、動作の負担とは別の要因が関わっていると考えられます。


評価で分かったこと


身体の状態を評価すると、膝が最後まで伸び切っていませんでした。

いわゆる伸展制限です。

そして膝裏の軟部組織が硬くなっていました。

膝を伸ばそうとしても、膝裏が突っ張って止まってしまう状態です。

この方の場合、痛みが出ていた膝裏と、動きを止めていた場所が一致していました。

硬くなった組織そのものが、痛みの出どころになっていたと考えられます。


膝が伸びないと、関節は安定しない


膝は、伸び切った位置で最も安定します。

骨と骨の噛み合わせが深くなり、靭帯にも適度な張りが生まれるためです。

逆に、少し曲がったままの状態では、この安定が得られません。

関節は不安定なまま、周囲の組織が支えようとし続けることになります。

夜、横になって力を抜いたときも、その状態は続いています。

休めていないのです。

当院が伸展制限を重く見るのは、このためです。


アプローチと変化


そこで、膝裏の硬さを取ることを中心に進めました。

硬さが緩み、膝がしっかり伸びるようになるにつれて、関節は安定していきました。

その結果、夜間の痛みはなくなっています。

目が覚めてしまうこともなくなりました。

ここまでで、睡眠についてのお困りごとは解消された形です。


現在取り組んでいること


現在は、膝関節を安定させるための筋力を高める段階に入っています。

硬さを取って動きが戻っても、それを支える力がなければ元の状態に近づいていきます。

まだ、膝がピリッとするような痛みが出ることはあります。

ここを正直にお伝えしておきます。

すべてが解決したわけではありません。

ただ、筋力が上がっていけば、さらに変わっていくと考えています。

この方のご希望は、しゃがみ込みができるようになることです。

そこに向けて、引き続き取り組んでいきます。


この症例から見えること


変形性膝関節症と診断されると、痛みの原因はすべて変形にあると考えてしまいがちです。

ですがこの方の場合、痛みを出していたのは膝裏の硬さでした。

そして、なぜ夜に痛むのか。

膝が伸び切らず、関節が休めていなかったからです。

診断名だけでは、ここまで見えません。

なぜ、その場所に負担が集中しているのか。

そこまで評価することが、改善に向けた第一歩だと考えています。


よくある質問

 

膝裏が痛いのですが、原因は何ですか


お一人おひとり異なりますが、膝裏の軟部組織が硬くなっていることがあります。

その硬さが膝の伸びを妨げ、痛みの出どころにもなり得ます。

ただし膝裏の腫れを伴う場合は、まず整形外科での確認をおすすめします。


膝が最後まで伸びないと、何が問題ですか


膝は伸び切った位置で最も安定します。

伸びない状態では関節が不安定なままとなり、周囲の組織が支え続けることになります。

痛みが出ていなくても、負担が蓄積していきます。


ヒアルロン酸の注射を受けていますが、整体も受けられますか


受けておられる方はいます。

医師の指示を優先していただきます。

どのような処置を受けているかは、施術前にお知らせください。


夜の痛みが取れれば、しゃがめるようになりますか


同時ではありません。

今回の方も、夜間の痛みが先に変わり、しゃがみ込みはこれから取り組む段階です。

膝を深く曲げる動きには、また別の条件が必要になります。


痛みが取れたら、もう通わなくてよいですか


その方の目標次第です。

硬さを取っただけでは戻ることがあるため、支える力をつける段階まで進めることをおすすめしています。

目標を達成したら卒業していただくことを前提にしています。


2年前から違和感がありました。放置していたのが原因ですか


違和感の段階で評価しておけたほうがよかった、とは言えます。

ただ、経過が長い方も来院されています。

まずは現在の状態を評価するところから始めます。


まずは一度、ご相談ください


夜、膝が痛くて眠れない。

膝が最後まで伸びない気がする。

注射を受けているが変わらない。

そうした重症の膝のお悩みに向き合ってきました。

まずは一度、ご相談ください。



執筆者


大阪重症膝痛専門整体院ひなた 代表の豊田啓太です。

重症膝痛専門施術のパイオニアとして、「最後の砦」を掲げています。

どこに行っても、何を試しても注射や再生医療、手術、さまざまな治療を受けてもなかなか改善しなかった重症の膝の悩みに向き合ってきました。

改善に向けた実績は、全国でもトップクラスだと自負しています。

実際の変化は、YouTubeの改善実績動画、お客様の口コミ、Instagramの症例動画でご覧ください。


対応エリア


当院は大阪府大阪市天王寺区寺田町にありますが、大阪府内はもちろん、関西全域、そして全国からご来院いただいています。

奈良・京都・兵庫など近隣府県のほか、遠方からお越しになる方も少なくありません。




床に座って膝を伸ばすと痛い|半年続いた膝痛の声

大阪重症膝痛専門整体院ひなたの豊田です。

半年以上も膝の痛みが続き、床に座った状態から膝を伸ばそうとすると痛くて、何をするにもつらい。そんなお悩みで来院される方は少なくありません。

先日、当院に通っていただいた方から、うれしいお声を頂戴しました。ご本人の許可をいただいて、体験談としてご紹介します。

お客様の声

半年以上膝が痛く、床に座った状態から膝を伸ばす動作が痛く、何をするにも苦痛でした。施術をして頂き、痛みがほとんどなくなった事に驚きました。
痛みがあまりない状態になったので、セルフケアもスムーズにでき、改善スピードが早くなりました。

原因など教えて頂き、どういうふうにすればいいのか詳しく教えて頂きました。膝痛の方は一度相談されるといいです。お力になって貰えると思います。

※個人の感想です。得られる感覚や身体の変化には個人差があり、同じ結果をお約束するものではありません。

床に座って膝を伸ばすと痛いとき、当院が見ている視点

床に座った状態から膝を伸ばすときの痛みは、膝の曲げ伸ばしのしにくさと関係していることがあります。

ここで当院が一つの視点として大切にしているのが拘縮という考え方です。拘縮とは、関節やその周りの組織が硬くなり、動きにくくなっている状態を指します。

膝が最後まで伸びきらない、あるいは曲がりきらない状態が続くと、動かせる範囲そのものが少しずつ狭くなっていきます。

この方の場合も、膝を伸ばす動作で痛みが出ていました。

なお、膝の伸びについては膝が完全に伸びなくても痛みは変わる|数度の変化の価値で詳しく解説しています。

今回のお客様も、床から立ち上がる、膝を伸ばすといった特定の動作でつらさを感じておられました。だからこそ、痛みそのものだけでなく、どの動作で、どこに負担がかかっているのかを丁寧に確認するところから始めました。

セルフケアがスムーズになったのはなぜか

お声の中で印象的だったのが、痛みが和らいだことでセルフケアがスムーズにできるようになった、という部分です。

痛みが強い状態のままだと、身体を動かすこと自体がためらわれ、セルフケアも続けにくくなりがちです。逆に、動かしやすい状態を整えていくと、ご自宅でのケアにも取り組みやすくなります。

当院では、施術で終わりにするのではなく、ご自身で続けられるセルフケアをお伝えすることを大切にしています。通っていただく時間だけでなく、日常の中でご自身の身体と向き合っていただくことが、遠回りのようで大切だと考えているからです。

当院が大切にしている「評価」と「原因の説明」

今回のお客様が、原因や、どうすればいいのかを詳しく聞けたことを喜んでくださったのは、私たちにとってもとても嬉しいことでした。

当院では、膝だけを見るのではなく、足首、股関節、体幹、歩き方、立ち上がりなどを総合的に評価し、膝に負担が集まっている背景を探します。

そして、今どういう状態で、これから何をどう続けていくとよいのかを、できるだけ分かりやすい言葉でお伝えするようにしています。何が起きているのかが分かると、ご自身でも見通しを持って取り組みやすくなるからです。

くり返しになりますが、これは病気の診断ではなく、身体の状態を評価し、これからの取り組み方を一緒に考えていくためのものです。

半年以上、膝の痛みが続いているときに確認したいこと

長く膝の痛みが続いているとき、ご自身でも確認していただきたいポイントが3つあります。

1つ目は、膝が最後まで伸びきるか、最後まで曲がるかです。曲げ伸ばしにひっかかりや制限が残っていないかを見てみてください。

2つ目は、股関節と足首の動きです。膝の上下にある関節が硬いと、膝に負担が集まりやすくなると考えられます。

3つ目は、太ももの筋肉の使い方です。内側と外側、前と後ろがバランスよく使えているかどうかも一つの目安になります。

これらはご自身だけでは分かりにくい部分でもあるので、気になる場合は一度、専門家に身体の状態を見てもらうことをおすすめします。

よくある質問

半年以上痛みが続いていても相談できますか

はい、まず今の身体の状態を評価するところから始められます。何ができていて、何がまだ難しいのかを整理し、これからの取り組み方を一緒に考えていきます。

整体は治療なのでしょうか

当院は医療機関ではなく、施術は治療や診断ではありません。

身体の状態を評価し、動かしやすい状態やセルフケアの続けやすい状態を目指してお手伝いをしています。

痛みが強い場合や不安がある場合は、あわせて医療機関の受診もご検討ください。

セルフケアだけでも良くなりますか

身体の状態は方によってさまざまなので、一概には言えません。まずは今の状態を評価したうえで、その方に合ったセルフケアの内容や続け方をご提案しています。

感じ方には個人差があります。

遠方に住んでいますが相談できますか

全国からご相談いただいています。集中して来院いただく来院スケジュールをご提案することも可能ですので、まずはLINEでご状況をお聞かせください。

まずは一度、ご相談ください

床に座って膝を伸ばすと痛い、半年以上つらさが続いている。そんなときは、まず今の身体の状態を知ることから始めてみませんか。

当院では、身体の状態を評価し、これからどう向き合っていくとよいのかを正直にお伝えします。

LINEで状態のご相談と来院のご予約を受け付けています。下のリンクからお気軽にメッセージをください。

執筆者

大阪重症膝痛専門整体院ひなた 代表の豊田啓太です。

重症膝痛専門施術のパイオニアとして、「最後の砦」を掲げています。

どこに行っても、何を試しても注射や再生医療、手術、さまざまな治療を受けてもなかなか改善しなかった重症の膝の悩みに向き合ってきました。

改善に向けた実績は、全国でもトップクラスだと自負しています。

実際の変化は、YouTubeの改善実績動画、お客様の口コミ、Instagramの症例動画でご覧ください。

対応エリア

当院は大阪府大阪市天王寺区寺田町にありますが、大阪府内はもちろん、関西全域、そして全国からご来院いただいています。

奈良・京都・兵庫など近隣府県のほか、遠方からお越しになる方も少なくありません。

 



膝が完全に伸びなくても痛みは変わる|数度の変化の価値


膝が完全に伸びないと、痛みは改善しないのか


そんなことはありません。

完全に伸びる状態が理想であることは確かです。

ですが、たとえ数度の変化であっても、歩くときや日常生活での痛みが大きく変わることはあります。

重症の膝を診ていると、完全伸展が難しい方に多く出会います。

その方々にとって大切なのは、完璧を目指すことではなく、数度の変化を積み重ねることです。


大阪重症膝痛専門整体院ひなたの豊田です。

今回は、膝の伸展という一点について、当院の考え方をお伝えします。


それでも、完全伸展だけが正解ではない


ここからが本題です。

膝を専門にみていると、完全伸展が難しい重症例に多く出会います。

長年の経過があり、関節の変形が進み、周囲の組織も硬くなっている。

そうした膝に対して、完全に伸びることを条件にしてしまうと、話が進みません。

ですが実際には、完全伸展に届かなくても、痛みが大きく変わる方がおられます。

数度の変化でも、生活は変わります。


数度の違いが、なぜ生活を変えるのか


歩くという動作は、一日に何千回と繰り返されます。

その一歩ごとに、膝には体重がかかります。

伸びる角度がわずかに変われば、体重の乗り方も変わります。

一歩あたりの差はごくわずかでも、それが何千回と積み重なる。

だから、数度の変化が結果として大きな差になります。

関節に一日中かかり続けていた負担が、少し減る。

その積み重ねが、夕方の痛みや、翌朝のこわばりとして現れてきます。


最初から完璧を求めすぎない


重症の膝に向き合うとき、当院が大切にしている考え方です。

完全伸展を最初のゴールに置いてしまうと、そこに届かない方は「改善しなかった」ことになってしまいます。

ですが、実際には変化が出ている。

痛みが減り、歩ける距離が伸び、階段が楽になっている。

これを見落としてはいけないと考えています。

目指す先として完全伸展を置くのは正しい。

ただ、そこに届くまでの途中の変化も、その方にとっては大きな意味を持ちます。


治療家の方へ


当院では全国の治療家の方へ技術指導を行っていますが、この点はよくお伝えします。

重症例を扱うとき、完璧を求めすぎると、施術者側が先に行き詰まります。

数度の変化を評価できるかどうか。

その変化を患者さんに伝えられるかどうか。

ここが、重症例を継続して診ていけるかの分かれ目になります。

変化していないのではなく、変化を測る目盛りが粗いだけ、ということがあります。


諦める必要はない


膝が伸びないと言われた。

もう戻らないと言われた。

そうした言葉で諦めておられる方がいます。

完全に元通りになるとは、お約束できません。

変形そのものは戻りませんし、届く範囲には個人差があります。

ただ、数度の変化なら起こり得る場合があります。

そしてその数度が、生活を変えることがあります。

まず評価をして、いまどこまで伸びるのか、何が止めているのかを確かめるところから始まります。


よくある質問


膝が完全に伸びないと、痛みは取れませんか


そうとは限りません。

完全伸展に届かなくても、数度の変化で歩行時や日常生活の痛みが変わる方はおられます。

変化の程度には個人差があります。


膝が伸びない状態で運動してもよいですか

内容によります。

伸びない状態のまま負荷の強い運動を続けると、負担が一箇所に集中することがあります。

まず、いまの状態でどこまで動かしてよいかを確認することをおすすめします。

何度くらい伸びれば変化が出ますか


一律の基準はありません。

その方の生活で必要な動作や、もともとの状態によって変わります。

数度の変化で実感が出る方もいれば、そうでない方もおられます。


長年伸びていない膝でも変わりますか


経過が長い方も来院されています。

ただし期間が長いほど、変化までに時間がかかる傾向はあります。

まずは何が伸びを止めているのかを評価します。


自分で伸ばすストレッチをしてもよいですか


何が伸びを止めているかによって、適切な方法が変わります。

痛みを我慢して強く伸ばすことはおすすめしません。

状態を確認したうえでご案内します。


変形が進んでいても伸びるようになりますか


変形そのものが元に戻ることはありません。

ただ、伸びを止めているのが周囲の組織の硬さであれば、そこは変わり得ます。

どこまで目指せるかは評価してからお伝えします。


手術をすれば完全に伸びますか


術式や状態によって異なります。

手術の判断と結果については、担当の医師にご確認ください。


まずは一度、ご相談ください


膝が最後まで伸びない。

もう戻らないと言われた。

どこに行っても変わらなかった。

そうした重症の膝のお悩みに向き合ってきました。

まずは一度、ご相談ください。



執筆者


大阪重症膝痛専門整体院ひなた 代表の豊田啓太です。

重症膝痛専門施術のパイオニアとして、「最後の砦」を掲げています。

どこに行っても、何を試しても注射や再生医療、手術、さまざまな治療を受けてもなかなか改善しなかった重症の膝の悩みに向き合ってきました。

改善に向けた実績は、全国でもトップクラスだと自負しています。

実際の変化は、YouTubeの改善実績動画、お客様の口コミ、Instagramの症例動画でご覧ください。


対応エリア


当院は大阪府大阪市天王寺区寺田町にありますが、大阪府内はもちろん、関西全域、そして全国からご来院いただいています。

奈良・京都・兵庫など近隣府県のほか、遠方からお越しになる方も少なくありません。




たくさん歩くと膝が痛い|50代女性の症例と歩き方の問題


たくさん歩いた後だけ膝が痛くなるのはなぜか


歩く量が増えたときだけ痛むのであれば、負担のかかり方そのものに理由がある可能性があります。

関節に問題が起きているというより、歩けば歩くほど膝に負担が集中する身体の使い方になっている、という状態です。

この場合、休んで痛みが引いても、また歩けば同じことが起こります。

使い方を変えないかぎり、繰り返します。


大阪重症膝痛専門整体院ひなたの豊田です。

今回は、50代女性の症例をご紹介します。

なお、こちらはこの方の場合の経過であり、状態には個人差があります。


症例の概要


50代の女性です。

以前、膝に水が溜まったことがありました。

現在は炎症も落ち着いており、普通に歩けています。

ただ、たくさん歩いた後になると膝が痛む。

逆に、歩く量が少ない日は痛みません。

この訴えが、評価の出発点になりました。


「いつ痛むか」で原因の見当が変わる


当院では、膝の痛みを伺うとき、どのタイミングで痛むのかを必ず確認します。

動き始めに痛むのか。

それとも、長時間歩いた後に痛むのか。

この2つは、背景が異なると考えているためです。

長く歩いた後の痛みは、身体の使い方によって負担が蓄積した結果として出ることが多い。

今回の方は、後者でした。

歩く量に比例して痛みが出るということは、歩くという動作そのものの中に、負担を生む要因があるということです。


評価で分かったこと


膝の外側の筋肉が張っていた


身体の状態を評価すると、外側広筋(がいそくこうきん)をはじめとする膝の外側の筋肉が、強く張っていました。

筋肉が張るのには理由があります。

関節を支える力が足りないとき、身体はどこかで補おうとします。

この方の場合、外側の筋肉が支持を担っている状態でした。


内転筋に力が入っていなかった


同時に、内転筋(ないてんきん)の働きが低下していました。

触れて確認すると、ほとんど力が入っていない状態です。

使われていない筋肉は、筋力そのものも落ちていきます。

外側は過剰に働き、内側は働けていない。

この偏りが、この方の身体に起きていたことでした。


歩くたびに膝が横へ動揺する


膝関節を安定させる力が不足していると、歩行中に膝が横方向へ動揺することがあります。

これをラテラルスラストと呼びます。

体重を乗せた瞬間に、膝が外側へ流れるような動きです。

この動きと、外側の筋肉の張りは、互いに関係し合っていると当院では考えています。

不安定さを外側の筋肉で補おうとすれば、その筋肉は張ります。

張った状態で歩けば、膝にかかるねじれのストレスは増えます。

どちらが先かというより、循環している。

そして重要なのは、この循環が一歩ごとに繰り返されるということです。

だから、たくさん歩いた日ほど痛む。


水が溜まるのは結果である


この方は以前、膝に水が溜まっています。

水を抜けば、その時は楽になります。

ですが、なぜ溜まったのかが変わっていなければ、また同じことが起こり得ます。

関節に負担が集中する使い方が残ったまま、歩く量が増えれば、膝はまた反応します。

当院が使い方の評価にこだわるのは、この繰り返しを断つためです。


この方にお伝えしたこと


長時間歩いても痛くならない身体にするために必要なのは、膝関節を安定させる力である。

そうお伝えしました。

外側の張りをほぐすだけでは足りません。

張らざるを得ない状態が続いていれば、また戻ります。

働けていない筋肉が働くようになること。

そのうえで、歩き方そのものが変わること。

ここまで到達して、はじめて「たくさん歩いても大丈夫な膝」に近づいていきます。


よくある質問


たくさん歩いた日だけ膝が痛むのは問題ですか


歩く量に比例して痛むということは、歩行動作の中に負担を生む要因がある可能性があります。

休めば治まるため放置されやすいのですが、条件が変わらなければ繰り返します。

評価しておく価値はあります。


動き始めに痛む場合と何が違うのですか


当院では、背景が異なると考えています。

動き始めの痛みは関節そのものの状態が関わることが多く、長時間歩いた後の痛みは負担の蓄積として出ることが多い。

どちらに当てはまるかで、見る場所が変わります。


ラテラルスラストとは何ですか


歩行中、体重を乗せた瞬間に膝が外側へ流れるように動く現象です。

膝関節を安定させる力が不足しているときに見られます。

一歩ごとに繰り返されるため、歩く量が増えるほど負担が蓄積します。


膝の水は抜いたほうがよいですか


処置の判断は医師にご確認ください。

当院がお伝えできるのは、水が溜まるのは結果であり、溜まる条件が変わらなければ繰り返し得るということです。


ウォーキングはやめたほうがよいですか


やめることが答えとは限りません。

歩けば痛むから歩かない、では動く力が落ちていきます。

どの程度なら負担にならないか、そして使い方をどう変えるかを一緒に整理します。


外側の張りをほぐせば楽になりますか


その場は軽くなることがあります。

ただ、張らざるを得ない状態が残っていれば戻ります。

なぜ外側が働きすぎているのかまで見る必要があります。


何回くらいで変化が出ますか


状態と目標によって異なります。

身体の使い方が変わるまでには、施術とあわせてご自身での取り組みも必要になります。

期間には個人差があります。


まずは一度、ご相談ください


たくさん歩くと膝が痛む。

何度も水が溜まる。

休めば治まるが、また同じことを繰り返している。

そうした膝のお悩みに向き合ってきました。

まずは一度、ご相談ください。



執筆者


大阪重症膝痛専門整体院ひなた 代表の豊田啓太です。

重症膝痛専門施術のパイオニアとして、「最後の砦」を掲げています。

どこに行っても、何を試しても注射や再生医療、手術、さまざまな治療を受けてもなかなか改善しなかった重症の膝の悩みに向き合ってきました。

改善に向けた実績は、全国でもトップクラスだと自負しています。

実際の変化は、YouTubeの改善実績動画、お客様の口コミ、Instagramの症例動画でご覧ください。


対応エリア


当院は大阪府大阪市天王寺区寺田町にありますが、大阪府内はもちろん、関西全域、そして全国からご来院いただいています。

奈良・京都・兵庫など近隣府県のほか、遠方からお越しになる方も少なくありません。




夜に膝が痛くて眠れない|重度の変形性膝関節症の改善例


大阪重症膝痛専門整体院ひなたの豊田です。

昼間はまだ我慢できる。

けれど夜、横になると膝が痛んで眠れない。

重度の変形性膝関節症の方から、このお困りごとをよく伺います。

今回は、実際にいただいたお客様の声をご紹介します。

なお、こちらはこの方の場合の経過であり、結果には個人差があります。


いただいたお客様の声


先日は、施術を施していただいて誠にありがとうございました。

あれから、酷く夜に左膝が痛んでいたのが、ほとんど痛いという感じが消えているんです。

あれ以来、膝下の脂肪帯のところを優しくなぞっています。

取り急ぎ、先日のお陰様で、夜の痛みがなくなっている(突っ張りと緊張でゆっくり寝返りしてますが)奇跡を実感しており感謝しています。

今後2週間に一度通うペースで、自分も絶対治す意識で通わせていただきたいと思っています。

重度の変形性膝関節症で夜間の膝の痛みが軽減したお客様からのLINEメッセージ
お客様からいただいたメッセージ(ご本人の許可を得て掲載)

 

 

丁寧なメッセージをいただき、こちらこそありがとうございます。

この方は重度の変形性膝関節症で、夜間の痛みに長く悩まれていました。


夜の膝の痛みは、日中の痛みとは別に考える


膝の痛みというと、歩くとき、階段を降りるときといった動作の痛みが注目されがちです。

ですが夜間の痛みは、性質が異なります。

動いていないのに痛む。

横になると痛む。

寝返りを打つときに痛む。

体重もかかっていない、筋肉も使っていない状況で痛みが出るということは、動作の負担とは別の要因が関わっていると考えられます。

そして夜間の痛みは、睡眠を妨げます。

眠れない状態が続けば、痛みに対する感じ方そのものが敏感になっていきます。

当院が夜間の痛みを重く見るのは、このためです。


膝下の脂肪体という視点


この方が「膝下の脂肪帯」と書かれているのは、膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)のことです。

お皿の下、膝の前面にあるやわらかい組織で、膝を曲げ伸ばしするときにクッションのように形を変えながら動きます。

この脂肪体は、膝の中でも痛みを感じる神経が非常に多い場所として知られています。

硬くなったり、動きが悪くなったりすると、それ自体が痛みの出どころになり得ます。

変形性膝関節症と診断されると、痛みの原因はすべて軟骨の摩耗や骨の変形にあると考えてしまいがちです。

ですが評価をしていくと、関節の変形とは別に、この脂肪体の状態が痛みに関わっているケースがあります。

変形の程度は、施術で変えられるものではありません。

一方で、脂肪体の状態は変わり得ます。

ここが、重度と診断された方にも取り組める部分が残っている理由です。


ご自身で続けられたことに意味がある


この方は「あれ以来、優しくなぞっています」と書かれています。

お伝えしたセルフケアを、ご自身で続けてくださっていたということです。

施術を受けた直後に変化が出ても、日常に戻れば元の状態に近づいていきます。

その間をつなぐのがセルフケアです。

「優しく」という点も大切です。

強く押したり揉んだりすると、かえって刺激が過剰になることがあります。

特に膝蓋下脂肪体は敏感な組織なので、力任せの刺激は向きません。


まだ残っているものもある

 

この方は、突っ張りと緊張のためにゆっくり寝返りをされているとも書かれています。

夜間の痛みは消えても、膝周囲の緊張は残っているということです。

ここを正直にお伝えしておきたいと思います。

重度の変形性膝関節症の場合、一度の変化ですべてが解決することはありません。

痛みが減った段階から、動きの範囲を広げていく段階へ進んでいく必要があります。

この方が2週間に一度のペースで継続を決められたのは、その意味で理にかなった判断だと考えています。


重度と言われても、できることは残っている


重度の変形性膝関節症と診断されると、手術しかないと言われることがあります。

変形そのものは、確かに元には戻りません。

ただ、痛みの出どころが変形だけとは限らないというのが、当院が評価を通じて感じていることです。

なぜ、その場所に負担が集中しているのか。

痛みを出しているのは、本当に関節そのものなのか。

そこまで評価することが、改善に向けた第一歩だと考えています。


よくある質問

 

膝蓋下脂肪体とは何ですか


お皿の下にあるやわらかい組織で、膝の曲げ伸ばしに合わせて形を変えながら動きます。

痛みを感じる神経が多い場所として知られており、状態によっては痛みの出どころになり得ます。


重度の変形性膝関節症でも改善は目指せますか


変形そのものを元に戻すことはできません。

ただ、痛みの出どころが変形だけとは限らないため、評価をしたうえで取り組める部分があるかを確認します。

変化の程度には個人差があります。


セルフケアはどのくらいの強さで行えばよいですか


優しく行っていただきます。

強く押す、揉むといった刺激は向きません。

やり方はその方の状態に合わせてお伝えしています。


どのくらいのペースで通う必要がありますか


状態と目標によって異なります。

今回の方は一週間に一度のペースで進めています。

回数や期間には個人差があります。


手術をすすめられていても相談できますか


ご相談いただいています。

手術を受けるかどうかはご本人と医師が決めることですが、現在の膝の状態を評価したうえで、判断の材料をお伝えすることはできます。


夜の痛みが減れば、日中も楽になりますか


必ずしも同時ではありません。

夜の痛みが先に変わる方もいれば、日中の動作から変わる方もいます。

順序はお一人おひとり異なります。


まずは一度、ご相談ください


夜、膝が痛くて眠れない。

重度だから仕方ないと言われた。

どこに行っても変わらなかった。

そうした重症の膝のお悩みに向き合ってきました。

まずは一度、ご相談ください。



執筆者


大阪重症膝痛専門整体院ひなた 代表の豊田啓太です。

重症膝痛専門施術のパイオニアとして、「最後の砦」を掲げています。

どこに行っても、何を試しても注射や再生医療、手術、さまざまな治療を受けてもなかなか改善しなかった重症の膝の悩みに向き合ってきました。

改善に向けた実績は、全国でもトップクラスだと自負しています。

実際の変化は、YouTubeの改善実績動画、お客様の口コミ、Instagramの症例動画でご覧ください。


対応エリア


当院は大阪府大阪市天王寺区寺田町にありますが、大阪府内はもちろん、関西全域、そして全国からご来院いただいています。

奈良・京都・兵庫など近隣府県のほか、遠方からお越しになる方も少なくありません。




膝のお皿の下が痛い|脂肪体と太ももの前の硬さ

陸上選手の膝の前が痛むとき、原因は膝にないことがある

膝の前、お皿の下あたりが痛む。

この場合、痛みを出しているのは膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)という組織であることがあります。

そしてその脂肪体に負担をかけている大元は、太ももの前にある大腿直筋(だいたいちょっきん)の硬さ、さらにその奥にある股関節の使い方にあることが少なくありません。

膝を揉んでも変わらない場合、見るべき場所が違っている可能性があります。

大阪重症膝痛専門整体院ひなたの豊田です。

今回は、治療家向けのコンサルティングで扱った陸上部の選手の事例をご紹介します。

なお、こちらはこの選手の場合の評価であり、状態には個人差があります。

今回の事例

陸上部の選手で、痛みが出ていたのは膝蓋下脂肪体でした。

膝関節に伸展制限があり、膝が最後まで伸び切らない状態です。

そして大腿直筋が、かなり硬くなっていました。

コンサルティング先の治療家の方から「大腿直筋のストレッチの正しいやり方を教えてほしい」というご依頼をいただき、実際に動画を撮りながら指導しました。

ただ、そこでお伝えしたのは手技の細かさだけではありません。

なぜその筋肉が硬くなっているのか、という順番の話です。

膝蓋下脂肪体とはどこにあるのか

膝蓋下脂肪体は、お皿の下にあるやわらかい組織です。

膝を曲げ伸ばしするたびに、クッションのように形を変えながら動きます。

この組織には痛みを感じる神経が多く分布していることが知られています。

つまり、硬くなったり圧迫されたりすると、それ自体が痛みの出どころになり得るということです。

画像検査では「異常なし」と出やすい場所でもあります。

骨や軟骨のように、写真にはっきり写るものではないからです。

なぜ大腿直筋が硬いと、膝の前が痛むのか

大腿直筋は、太ももの前にある筋肉です。

この筋肉は少し特殊で、股関節と膝関節の両方をまたいでいます。

股関節を曲げる働きと、膝を伸ばす働きを同時に持っているということです。

そして最終的にお皿につながり、お皿の下から脛の骨へと続きます。

ですから大腿直筋が硬く縮んだ状態が続くことでその結果としてお皿の下にある脂肪体に圧迫のストレスがかかる。

当院では、この経路を評価します。

経路1:膝の伸展制限があると、大腿直筋を使いすぎる

膝が最後まで伸び切らない状態では、膝を伸ばす筋肉が常に働き続けることになります。

本来なら伸び切った位置で力を抜けるはずが、抜けない。

この状態が続けば、大腿直筋は硬くなっていきます。

そして硬くなった大腿直筋が、お皿を介して脂肪体を圧迫する。

伸展制限が入り口になっているパターンです。

経路2:腸腰筋が使えていないと、大腿直筋が代償する

こちらのほうが見落とされやすい経路です。

股関節を曲げる主役は、腸腰筋(ちょうようきん)という体の深いところにある筋肉です。

この腸腰筋がうまく働けていないと、同じく股関節を曲げる働きを持つ大腿直筋が肩代わりします。

陸上競技では、脚を前に振り出す動作が何千回と繰り返されます。

その一回一回で代償が起きていれば、大腿直筋が硬くなるのは当然です。

そして硬くなった大腿直筋が、膝のお皿を引っ張り、脂肪体を圧迫する。

痛みは膝に出ていますが、始まりは股関節にあるという構図です。

この場合、膝だけを触っても根本は変わりません。

ストレッチをどう位置づけるか

今回のご依頼は「大腿直筋のストレッチの正しいやり方」でした。

ここでお伝えしたのは、硬さを徒手でひとつずつ緩めていく方法は時間がかかる、ということです。

大腿直筋は面積の大きい筋肉です。

手で緩めるアプローチだけで対応しようとすると、施術時間の多くをそこに費やすことになります。

ですから、ストレッチをベースに組み立てたほうが効率がよい。

そのうえで、選手自身が家でも継続できる形にする。

これが現実的な進め方だとお伝えしました。

ただし、ストレッチだけで完結させないことが重要です。

代償が起きている原因、つまり腸腰筋が使えていないことや、膝の伸展制限そのものに手をつけなければ、硬さはまた戻ります。

脂肪体そのものが硬い場合

大元にアプローチするのが原則ですが、脂肪体そのものが硬くなっている場合は、そこにも直接手を入れます。

すでに痛みが出ている組織を放置したまま、原因だけを追いかけても、選手の実感としては変わりません。

順序としては、脂肪体の硬さを取りながら、同時に伸展制限と股関節の使い方を評価していく。

どちらか一方ではありません。

なお、脂肪体は敏感な組織です。

強く押す、揉むといった刺激は向きません。

この事例から見えること

膝が痛いから膝を診る。

硬い筋肉があるからそこを緩める。

どちらも間違いではありませんが、それだけでは戻ります。

なぜその筋肉が硬くならざるを得なかったのか。

今回で言えば、膝の伸展制限と、腸腰筋の使えなさです。

当院が施術と並行して関節の安定性や動きの評価を行うのは、この「なぜ」に答えるためです。

競技を続けながら改善を目指す選手の場合、負担のかかり方は毎日更新されます。

だからこそ、原因の側に手をつける意味があります。

よくある質問

膝のお皿の下が痛いのですが、何が原因ですか

膝蓋下脂肪体が関わっていることがあります。

ただし脂肪体に負担をかけている大元は別の場所にあることが多く、太ももの前の筋肉や股関節の使い方まで評価する必要があります。

お一人おひとり異なります。

画像検査で異常なしと言われましたが、痛みが続きます

画像に写るのは主に骨や軟骨の状態です。

筋肉の硬さ、関節の動きの制限、脂肪体の状態は写りにくい領域です。

異常なしという結果は、画像で捉えられる範囲に問題がなかったという意味です。

太ももの前をストレッチしていますが変わりません

硬さが生まれている理由に手がついていない可能性があります。

股関節を曲げる動作で代償が起きている場合、伸ばしても伸ばしても戻ります。

また、伸ばす方向や姿勢が合っていないと効きにくくなります。

膝が最後まで伸び切らないのですが、問題ですか

伸展制限があると、膝を伸ばす筋肉が働き続けることになります。

痛みが出ていなくても、負担が蓄積していく状態です。

評価しておく価値はあります。

競技を休まないと改善は目指せませんか

状態によります。

痛みの程度と、練習でかかる負担の内容によって判断が変わります。

まずは現在の状態を評価し、どこまでなら続けられるかを一緒に整理します。

成長期の選手でも相談できますか

ご相談いただいています。

ただし成長期特有の状態が疑われる場合は、まず整形外科での確認をおすすめしています。

画像検査でしか判断できないものがあるためです。

治療家向けの指導も行っていますか

全国の治療家の方へ技術指導を行っています。

今回の事例も、コンサルティングの場で実際に扱ったものです。

まずは一度、ご相談ください

膝の前が痛くて競技に集中できない。

ストレッチをしても戻ってしまう。

異常なしと言われたが痛みが続く。

そうした膝のお悩みに向き合ってきました。

まずは一度、ご相談ください。

執筆者

大阪重症膝痛専門整体院ひなた 代表の豊田啓太です。

重症膝痛専門施術のパイオニアとして、「最後の砦」を掲げています。

どこに行っても、何を試しても注射や再生医療、手術、さまざまな治療を受けてもなかなか改善しなかった重症の膝の悩みに向き合ってきました。

改善に向けた実績は、全国でもトップクラスだと自負しています。

実際の変化は、YouTubeの改善実績動画、お客様の口コミ、Instagramの症例動画でご覧ください。

対応エリア

当院は大阪府大阪市天王寺区寺田町にありますが、大阪府内はもちろん、関西全域、そして全国からご来院いただいています。

奈良・京都・兵庫など近隣府県のほか、遠方からお越しになる方も少なくありません。



膝の内側が痛くて正座ができない|60代女性の症例


大阪重症膝痛専門整体院ひなたの豊田です。

膝の内側が痛くて、正座ができない。

床に座る機会が多いお仕事の方にとって、これは大きなお困りごとです。

今回は、保育士として働かれている60代女性の経過をご紹介します。

なお、こちらはこの方の場合の経過であり、結果には個人差があります。


症例の概要


保育士として働かれている60代の女性です。

膝の内側の痛みが強く、歩くことにも支障が出ている状態で来院されました。

現在5回から6回目の施術を重ねており、経過は良好です。


ご本人の訴え


膝の内側が痛い。

歩くと痛みが出る。

正座ができない。

特に正座については、保育士というお仕事柄、床に座る場面が多いため、どうしてもできるようになりたいというご希望をお持ちでした。


評価で分かったこと


身体の状態を評価していくと、膝の内側にある筋肉の硬さが目立ちました。

特に、縫工筋(ほうこうきん)と内側広筋(ないそくこうきん)の硬さです。

縫工筋は骨盤から膝の内側へと走る細長い筋肉で、内側広筋は太ももの前面内側にあり、膝を伸ばす働きを持ちます。

どちらも膝の内側に付着するため、ここが硬くなると、膝の内側に持続的な引っ張りが生じます。

この方の場合、膝の内側の痛みは、関節そのものよりも、この筋肉の硬さと強く結びついている状態でした。


アプローチと変化


そこで、痛みのある膝の内側だけを触るのではなく、縫工筋と内側広筋の硬さを取ることを中心に進めました。

硬さが軽減してくるにつれて、膝の内側の痛みは少しずつ変わっていきました。

現在では、歩行時の痛みはなくなっています。

ここまでで、日常生活での大きな支障は解消された形です。


正座に向けた現在の取り組み


ただ、この方のご希望は歩けることで終わりではありませんでした。

保育士として働かれている以上、正座ができるかどうかは仕事のしやすさに直結します。

そのため現在は、正座がスムーズにできる状態を目指して進めています。

しゃがみ込みも正座も、少しずつできるようになってきました。

膝を深く曲げる動きは、膝の内側の筋肉に大きな伸張が求められます。

痛みが取れた段階で終わりにせず、ここまで取り組むことに意味があると当院では考えています。


今後の見通し


この調子で進めば、あと1、2ヶ月ほどで卒業できるのではないかと考えています。

当院が目指すのは、通い続けていただくことではありません。

ご自身で動ける状態になり、施術から離れられることです。

引き続き、一緒に取り組んでいきます。


この症例から見えること


膝の内側が痛いとき、痛みの場所そのものに原因があるとは限りません。

今回のように、膝の内側へ付着する筋肉の硬さが、痛みの背景にあることがあります。

そして「歩けるようになった」で止めてしまうと、正座やしゃがみ込みといった深く曲げる動作は残ったままになります。

その方が生活の中で何をしたいのか。

そこまで含めて評価し、目標に設定することが大切だと当院では考えています。


よくある質問


膝の内側が痛いとき、原因は何が多いですか


お一人おひとり異なりますが、膝の内側に付着する筋肉の硬さが背景にあることは少なくありません。

縫工筋や内側広筋がその代表です。

当院ではまず、痛みの場所と、負担が生まれている場所を分けて評価します。


正座ができないのは膝が変形しているからですか


変形の程度だけで正座の可否が決まるわけではありません。

膝を深く曲げるには、周囲の筋肉が十分に伸びる必要があります。

筋肉の硬さが関与している場合、そこが変わることで動きに変化が出ることがあります。


歩く痛みが取れたら、もう通わなくてもよいですか


その方の目標次第です。

今回の方のように正座やしゃがみ込みを目標にされる場合は、そこまで取り組む価値があります。

目標を達成したら卒業していただくことを前提にしています。


何回くらい通う必要がありますか


状態と目標によって異なります。

今回の方は5回から6回の時点で歩行時の痛みがなくなり、正座に向けた段階に進んでいます。

あくまでこの方の場合であり、期間には個人差があります。


自宅でできることはありますか


その方の状態に合わせたセルフケアをお伝えしています。

硬さが戻りやすい場所は人によって違うため、評価をしたうえでご案内します。


仕事を続けながらでも通えますか


今回の方も保育士として働きながら通われています。

お仕事の内容によって膝にかかる負担は変わるため、その点も含めて評価します。


まずは一度、ご相談ください


膝の内側が痛い。

正座ができない。

仕事に支障が出ている。

そうした重症の膝のお悩みに向き合ってきました。

まずは一度、ご相談ください。



執筆者


大阪重症膝痛専門整体院ひなた 代表の豊田啓太です。

重症膝痛専門施術のパイオニアとして、「最後の砦」を掲げています。

どこに行っても、何を試しても注射や再生医療、手術、さまざまな治療を受けてもなかなか改善しなかった重症の膝の悩みに向き合ってきました。

改善に向けた実績は、全国でもトップクラスだと自負しています。

実際の変化は、YouTubeの改善実績動画、お客様の口コミ、Instagramの症例動画でご覧ください。


対応エリア


当院は大阪府大阪市天王寺区寺田町にありますが、大阪府内はもちろん、関西全域、そして全国からご来院いただいています。

奈良・京都・兵庫など近隣府県のほか、遠方からお越しになる方も少なくありません。




正座ができないのはなぜ?膝の内側の痛みとの関係

大阪重症膝痛専門整体院ひなたの豊田です。

正座ができない。

膝の内側が突っ張って、途中までしか曲がらない。

この悩みは、日本で生活している以上どうしても付いて回ります。

今回は、正座ができない背景を、膝の内側の痛みという切り口から解説します。

結論:正座は「膝の柔らかさ」ではなく「周囲が伸びるかどうか」で決まる

正座ができない理由を、多くの方は「膝が硬いから」と考えます。

ですが当院で評価していると、膝関節そのものよりも、膝の周囲にある筋肉が十分に伸びていないケースが目立ちます。

特に膝の内側に付着する筋肉です。

ここが硬いままだと、膝を深く曲げようとしたときに内側が引っ張られ、痛みや突っ張り感として現れます。

正座にはどれくらいの膝の曲がりが必要か

歩くだけなら、膝は60度前後曲がれば足ります。

ところが正座は、150度から160度近くまで曲げる必要があります。

つまり正座は、日常動作の中で最も深く膝を曲げる動きのひとつです。

「歩けるのに正座だけできない」という状態が起きるのは、このためです。

歩行に必要な範囲は確保できていても、その先の深い範囲が残っているという状態です。

膝の内側が痛くなる背景

膝の内側に集まる筋肉

膝の内側には、複数の筋肉が集まって付着しています。

骨盤から膝の内側へ長く走る縫工筋(ほうこうきん)。

太ももの前面内側にあり、膝を伸ばす働きを持つ内側広筋(ないそくこうきん)。

そのほか、太ももの内側を走る薄筋(はっきん)や、裏側から回り込む半腱様筋(はんけんようきん)も、膝の内側に付着します。

これだけの筋肉が一箇所に集まっているため、膝の内側は構造的に負担が集中しやすい場所です。

硬さが痛みにつながる仕組み

筋肉が硬くなると、その筋肉が付着している骨の部分を常に引っ張り続けることになります。

安静にしていても軽い張力がかかり、膝を曲げる場面ではその張力がさらに増します。

結果として、膝の内側に痛みや突っ張り感が出ます。

ここで重要なのは、痛みを感じている場所は「引っ張られている側」であって、「引っ張っている側」ではないという点です。

膝の内側を押したりさすったりしても変化が乏しいのは、原因が別の場所にあるためです。

なぜ筋肉が硬くなるのか

硬さには理由があります。

ひとつは、使いすぎです。

立ち仕事や、しゃがむ動作が多い仕事では、膝周囲の筋肉が働き続けます。

もうひとつは、使わなさすぎです。

痛みをかばって動かさない期間が続くと、筋肉は伸び縮みの幅を失っていきます。

そして三つめが、他の場所をかばった結果です。

足首が硬いと膝の内側に負担が集まる

しゃがみ込むとき、足首は大きく曲がる必要があります。

足首が硬いと、その分の動きをどこかが肩代わりします。

多くの場合、膝が内側に入る形で代償が起こります。

この動きが繰り返されると、膝の内側にある筋肉は緊張を強いられ続けます。

過去の捻挫を放置している方に、この傾向が見られることがあります。

股関節が動かないと膝が働き続ける

立ち上がる、しゃがむ、階段を上る。

これらの動作は本来、股関節と膝が分担して行います。

股関節が硬く、うまく使えていない場合、膝が余分に働くことになります。

デスクワークが長い方、脚を組む癖のある方では、股関節の動きが制限されていることが少なくありません。

膝だけを見ていても、この背景には気づけません。

反対側の膝をかばっている場合

片側の膝に痛みがあると、無意識に反対側へ体重を預けます。

その状態が続けば、かばっていた側にも負担が蓄積していきます。

「もともと痛かったのは右膝なのに、今は左が痛い」。

こうしたご相談は珍しくありません。

当院で両側を評価するのは、このためです。

当院が評価するときの視点

当院では、痛みのある膝の内側だけを見ることはしません。

まず、膝が今どこまで曲がるのかを確認します。

次に、どの角度で、どこに突っ張りが出るのかを確認します。

そのうえで、膝の内側に付着する筋肉の状態を一つずつ評価します。

さらに、足首と股関節の動きも確認します。

ここまで見て初めて、なぜその場所に負担が集中しているのかが見えてきます。

診断名は原因を教えてくれません。

半月板損傷、変形性膝関節症。

同じ診断名でも、負担のかかり方はお一人おひとり違います。

ご自身で確認できるポイント

ご自宅で確認できることもあります。

まず、うつ伏せになり、かかとをお尻に近づけてみてください。

左右差がどれくらいあるか。

どのあたりで突っ張るか。

次に、正座を試みたときに、痛みが出るのが膝の内側なのか、前なのか、裏なのかを確かめてください。

場所によって、関わっている筋肉が変わります。

この情報は、来院時にお伝えいただくと評価の助けになります。

無理に正座を繰り返さないでください

正座ができるようになりたい一心で、痛みをこらえて毎日正座を練習される方がおられます。

これはおすすめしません。

硬さが残ったまま深く曲げれば、膝の内側にかかる張力はさらに強くなります。

順序としては、まず硬さを取ること。

そのうえで曲げる範囲を広げていくことです。

順番が逆になると、痛みが強くなることがあります。

まとめ

正座ができない背景には、膝そのものより、膝の内側に付着する筋肉の硬さが関わっていることがあります。

歩行時の痛みがなくなっても、深く曲げる動きは残ることがあります。

そして、その硬さがなぜ生まれたのかまで評価しなければ、同じことが繰り返されます。

なぜ、その場所に負担が集中しているのか。

そこまで評価することが、改善に向けた第一歩だと当院では考えています。

よくある質問

正座ができないのは年齢のせいですか

年齢だけで決まるものではありません。

60代、70代の方でも正座ができる方はおられますし、40代でもできない方はおられます。

当院では、年齢ではなく現在の膝の状態と、周囲の筋肉の状態を評価します。

膝の内側が痛いとき、冷やすのと温めるのはどちらがよいですか

腫れや熱感がある場合と、慢性的な張りがある場合とで考え方が変わります。

判断に迷う場合は自己判断で続けず、状態を確認してからご案内します。

ストレッチをすれば正座ができるようになりますか

どこを伸ばすかによります。

硬くなっている場所が人によって違うため、一般的なストレッチが合うとは限りません。

合わない部位を伸ばし続けても変化は乏しく、痛みが増すこともあります。

膝の水を抜いたのに正座ができません

水がたまる背景と、深く曲げられない背景は別のことがあります。

関節内の状態が落ち着いても、周囲の筋肉の硬さが残っていれば、曲がる範囲は戻りません。

正座ができるようになるまで、どれくらいかかりますか

状態によって大きく異なります。

歩行時の痛みが先に変わり、その後に深く曲げる動きが戻っていくという順序をたどる方が多い印象です。

期間には個人差があります。

手術を受けたあとでも正座を目指せますか

術式や経過によって、目指せる範囲は変わります。

まずは現在どこまで曲がるのか、どこで止まっているのかを評価するところから始めます。

片方の膝だけ正座ができません

左右差がある場合、反対側をかばっている可能性があります。

痛くない側の足首や股関節に制限が隠れていることもあるため、両側を評価します。

まずは一度、ご相談ください

正座ができない。

膝の内側が突っ張る。

どこに行っても変わらなかった。

そうした重症の膝のお悩みに向き合ってきました。

まずは一度、ご相談ください。

執筆者

大阪重症膝痛専門整体院ひなた 代表の豊田啓太です。

重症膝痛専門施術のパイオニアとして、「最後の砦」を掲げています。

どこに行っても、何を試しても注射や再生医療、手術、さまざまな治療を受けてもなかなか改善しなかった重症の膝の悩みに向き合ってきました。

改善に向けた実績は、全国でもトップクラスだと自負しています。

実際の変化は、YouTubeの改善実績動画、お客様の口コミ、Instagramの症例動画でご覧ください。

対応エリア

当院は大阪府大阪市天王寺区寺田町にありますが、大阪府内はもちろん、関西全域、そして全国からご来院いただいています。

奈良・京都・兵庫など近隣府県のほか、遠方からお越しになる方も少なくありません。



半月板損傷の手術後も膝の内側が痛い|奈良から来院

大阪重症膝痛専門整体院ひなたの豊田です。

半月板損傷の手術を受けたのに、膝の痛みが残ってしまう。

そうしたお悩みで来院される方は少なくありません。

今回は、奈良県から来院されている60代の方の経過をご紹介します。

なお、こちらはこの方の場合の経過であり、結果には個人差があります。

症例の概要

奈良県から来院されている60代の方です。

半月板損傷の手術を受けられましたが、その後も膝の内側の痛みが続いていました。

思うように歩けない状態のまま、当院に来られました。

最初に見えた要因

手術を受けた部位が半月板であるため、痛みの原因も半月板にあると考えるのが自然です。

ただ、身体の状態を評価していくと、手術をした半月板だけが要因ではありませんでした。

膝の内側に痛みが出続けるだけの理由が、別のところにありました。

ご本人の訴え

膝の内側が痛い。

歩くと痛みが強くなる。

手術を受けたのに、思うように歩けない。

そうしたお困りごとを抱えておられました。

評価で分かったこと

評価をしていくと、膝関節の安定性が低下していることが分かりました。

そのため歩くたびに、膝の内側へ負担が集中している状態でした。

痛みが出ている場所と、負担が生まれている理由は、必ずしも同じではありません。

当院では、なぜその場所に負担が集中しているのかまで評価することを大切にしています。

アプローチと変化

痛みのある場所だけを見るのではなく、膝関節を支える筋肉が正しく働くように、施術と運動療法を行いました。

特に、膝の内側の筋肉がしっかり働くようになることを目指しました。

その結果、関節の安定性が高まり、膝の内側にかかっていた負担が少しずつ減っていきました。

膝の痛みは改善し、現在ではスーパーで1日5時間働けるまでになっておられます。

また最近、腰椎椎間板ヘルニア(ようついついかんばんヘルニア)と診断され、いまは腰への施術も行っていますが、こちらも順調に経過しています。

この症例から見えること

重症の膝の痛みを抱えた方を評価していて感じるのは、半月板損傷や変形性膝関節症という診断名だけでは、本当の要因までは分からないことが多いということです。

なぜ、その場所に負担が集中しているのか。

そこまで評価することが、改善に向けた第一歩だと当院では考えています。

手術を受けたのに痛みが残っているという方も、まだ見えていない要因があるかもしれません。

よくある質問

半月板損傷の手術を受けたのに、膝の痛みが残るのはなぜですか

痛みの出ている場所と、その場所に負担が集中している理由は別のことがあります。

今回の方のように、膝関節の安定性が低下していると、歩くたびに同じ場所へ負担がかかり続けます。

当院では、そこまで含めて身体の状態を評価します。

手術から時間が経っていても相談できますか

経過が長い方も来院されています。

まずは現在の膝の状態と、負担のかかり方を評価するところから始めます。

変形性膝関節症と診断されている場合も同じですか

診断名が違っても、なぜその場所に負担が集中しているのかを評価するという考え方は変わりません。

お一人おひとりで、負担のかかり方は異なります。

自宅でも運動をする必要がありますか

膝関節を支える筋肉が働くようになることを目指すため、ご自宅でのセルフケアもお伝えしています。

その方の状態に合わせた内容をご案内します。

奈良県や近隣府県からでも通えますか

今回の方も奈良県から来院されています。

関西全域、また全国からお越しいただいています。

まずは一度、ご相談ください

手術を受けたのに膝の痛みが残っている。

どこに行っても変わらなかった。

そうした重症の膝のお悩みに向き合ってきました。

まずは一度、ご相談ください。

執筆者

大阪重症膝痛専門整体院ひなた 代表の豊田啓太です。

膝痛専門施術のパイオニアとして、「最後の砦」を掲げています。

どこに行っても、何を試しても注射や再生医療、手術、さまざまな治療を受けてもなかなか改善しなかった重症の膝の悩みに向き合ってきました。

改善に向けた実績はトップクラスと自負しています。

実際の変化は、YouTubeの改善実績動画、お客様の口コミ、Instagramの症例動画でご覧ください。

対応エリア

当院は大阪府大阪市天王寺区寺田町にありますが、大阪府内はもちろん、関西全域、そして全国からご来院いただいています。

今回のように奈良・京都・兵庫など近隣府県のほか、遠方からお越しになる方も少なくありません。



転倒しても膝は痛くなかった|変形性膝関節症60代女性


大阪重症膝痛専門整体院ひなたの豊田です。

膝痛改善で本当に大切なのは、痛みを取ることではありません。

日常生活の負荷に負けない、安定した膝をつくることです。

重度の変形性膝関節症・60代女性からのご報告


こちらは、重度の変形性膝関節症で悩まれていた60代女性の方です。

先日、マットに引っ掛かって転倒してしまったそうですが、以前とは違い、その場でサッと立ち上がることができたとご報告をいただきました。

転倒によって身体のあちこちを痛めたそうですが、膝には痛みが出なかったとのことでした。

このお話を聞いて、とても嬉しく思いました。

お客様からのLINEメッセージ。転倒しても何かに支えずに自分でサッと立てたという60代女性からのご報告

 

お客様からいただいた実際のLINEメッセージ

痛みが消えて終わり、ではありません


膝痛は、一時的に痛みがなくなれば終わりではありません。

歩く。

立ち上がる。

階段を降りる。

そして、今回のように予期せぬ転倒が起きた時でも、膝が負荷に耐えられる状態になっていることが大切です。


当院が大切にしていること


当院に来院された重症膝痛の方を評価する中でも、関節の安定性が低下していることで、膝へ負担が集中しているケースを数多く経験しています。

だから当院では、痛みを和らげることだけではなく、関節を支える筋肉や身体の使い方まで含めて改善を目指しています。

痛みが改善した後も、日常生活で安心して動ける身体をつくること。

それが、本当の意味での膝痛改善だと考えています。

嬉しいご報告をありがとうございました。


※本記事は体験談であり、この方の場合の経過です。結果には個人差があります。


よくある質問(FAQ)


痛みが取れたら、それで終わりですか?


痛みが和らいだ後も、日常生活で安心して動ける状態を目指すことが大切だと当院では考えています。

それが、再発しにくい膝づくりにつながると考えています。


転んでも膝が痛くなかったのは、なぜですか?


この方の場合の経過ですが、膝の関節の安定性が高まっていたことが関係していると当院では考えています。

感じ方や結果には個人差があります。


重度の変形性膝関節症でも相談できますか?


はい、重症の膝でお悩みの方が多く来院されています。

ただし、痛みが強い場合や不安がある場合は、医療機関の受診もあわせてご検討ください。


膝の安定性は、どうやって高めるのですか?


関節を支える筋肉や、身体全体の使い方を評価します。

そのうえで、施術と運動療法で関節が安定するよう目指していきます。


まずは一度、ご相談ください


どこに行っても、何を試しても、なかなか改善しなかった膝の痛みでお悩みの方は、一度ご相談ください。

ご自宅でのセルフケア動画や、LINE限定の無料特典もご用意しています。



執筆者


大阪重症膝痛専門整体院ひなた 代表の豊田啓太です。

膝痛専門施術のパイオニアとして、「最後の砦」を掲げています。

どこに行っても、何を試しても注射や再生医療、手術、さまざまな治療を受けてもなかなか改善しなかった重症の膝の悩みに向き合ってきました。

改善に向けた実績はトップクラスと自負しています。

実際の変化は、YouTubeの改善実績動画、お客様の口コミ、Instagramの症例動画でご覧ください。


対応エリア


当院は大阪府大阪市天王寺区寺田町にありますが、大阪府内はもちろん、関西全域、そして全国からご来院いただいています。

奈良・京都・兵庫など近隣府県のほか、遠方からお越しになる方も少なくありません。




膝の痛みは痛い場所だけ見てもよくならない|関節の安定性

大阪重症膝痛専門整体院ひなたの豊田です。

膝が痛いと、つい「痛い場所」ばかりに目が向きます。

ですが、痛い場所だけを見ていても、膝の痛みはなかなか改善しないことがあります。

今回は、膝の痛みと「関節の安定性」の関係についてお話しします。

結論:まず見直したいのは「関節の安定性」

膝の痛みで最初に見直したいのは、「関節の安定性」だと当院では考えています。

軟骨や半月板(はんげつばん)、膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)、靭帯や腱が痛むとき、その部分を見つけることはとても大切です。

ただ、それだけでは十分ではありません。

その組織に負担をかけ続けている「原因」に目を向けないと、痛みを繰り返しやすいと当院では考えています。

理由:ラテラルスラストという膝の動き

「ラテラルスラスト」という言葉をご存じでしょうか。

歩くたびに、膝が外側へガクッとずれる動きのことです。

この動きが繰り返されると、膝には大きな負担がかかり続けます。

膝を守るために大切なのは、関節を安定させることだと当院では考えています。

当院の視点:変形性膝関節症でも共通すること

変形性膝関節症の方の身体を評価していると、共通して見えてくることがあります。

それは、膝の関節が安定していないことです。

関節が安定しないまま歩き続けると、軟骨や半月板への負担が積み重なっていきます。

だからこそ、まず見直したいのは関節の安定性だと当院では考えています。

確認したいポイント:痛い場所だけでなく「原因」を

痛みが出ている場所を確認することは、もちろん大切です。

そのうえで、「なぜその場所に負担が集中しているのか」を評価することが重要だと考えています。

膝だけでなく、足首や股関節を含めた身体全体の使い方が関わっていることもあります。

まとめ

膝の痛みは、痛い場所だけを見ていても改善しにくいことがあります。

負担をかけ続けている原因、とくに関節の安定性に目を向けることが大切だと当院では考えています。

「どこに行っても、何を試しても改善しなかった」という方こそ、一度、身体全体の状態を評価してみることをおすすめします。

よくある質問(FAQ)

ラテラルスラストとは何ですか?

歩くときに膝が外側へずれる動きのことです。

繰り返されると膝への負担が大きくなると当院では考えています。

変形性膝関節症でも関節の安定性は関係しますか?

はい、関係すると当院では考えています。

関節が安定しないまま歩くと、軟骨や半月板への負担が積み重なりやすいためです。

痛い場所への施術だけでは改善しませんか?

痛い場所を確認することは大切です。

ただし、負担をかけ続けている原因を評価しないと、痛みを繰り返しやすいと当院では考えています。

膝が痛いのに、足首や股関節も評価するのはなぜですか?

膝は、足首や股関節と連動して動いているためです。

膝以外の部分の状態が、膝への負担につながっていることがあると当院では考えています。

まずは一度、ご相談ください

どこに行っても、何を試しても、なかなか改善しなかった膝の痛みでお悩みの方は、一度ご相談ください。

ご自宅でのセルフケア動画や、LINE限定の無料特典もご用意しています。

執筆者

大阪重症膝痛専門整体院ひなた 代表の豊田啓太です。

膝痛専門施術のパイオニアとして、「最後の砦」を掲げています。

どこに行っても、何を試しても注射や再生医療、手術、さまざまな治療を受けてもなかなか改善しなかった重症の膝の悩みに向き合ってきました。

改善に向けた実績はトップクラスと自負しています。

実際の変化は、YouTubeの改善実績動画、お客様の口コミ、Instagramの症例動画でご覧ください。

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当院は大阪府大阪市天王寺区寺田町にありますが、大阪府内はもちろん、関西全域、そして全国からご来院いただいています。

奈良・京都・兵庫など近隣府県のほか、遠方からお越しになる方も少なくありません。



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