膝裏が痛くて夜眠れない|伸びない膝と関節の安定性


夜だけ膝が痛むとき、膝裏が硬くなっていることがある


歩いているときは痛くないのに、夜になると痛む。

この場合、膝が最後まで伸び切っていない可能性があります。

膝裏の組織が硬くなり、膝が伸びない状態が続くと、関節は不安定なままになります。

その不安定さが、夜間の痛みとして出てくることがあります。

膝裏が緩み、膝が伸びるようになることで、夜の痛みが変わる方がおられます。


大阪重症膝痛専門整体院ひなたの豊田です。

今回は、夜間の膝の痛みで来院された方の経過をご紹介します。

なお、こちらはこの方の場合の経過であり、結果には個人差があります。


症例の概要


変形性膝関節症と診断されていた方です。

膝の違和感が出始めたのは2年ほど前。

痛みが続くようになったのは半年前からで、そこから急に強くなりました。

正座は難しく、しゃがみ込みもできない状態でした。

整形外科ではヒアルロン酸の注射を5回ほど受けておられました。


歩けるのに、夜が眠れない


この方の訴えで特徴的だったのは、歩行時の痛みはそれほど強くないという点でした。

日中は動けている。

ところが、夜寝ているときに痛む。

足の重だるさや違和感で目が覚めてしまうこともあり、睡眠が妨げられていました。

痛みの場所は、膝の裏でした。

動いていないときに痛むということは、動作の負担とは別の要因が関わっていると考えられます。


評価で分かったこと


身体の状態を評価すると、膝が最後まで伸び切っていませんでした。

いわゆる伸展制限です。

そして膝裏の軟部組織が硬くなっていました。

膝を伸ばそうとしても、膝裏が突っ張って止まってしまう状態です。

この方の場合、痛みが出ていた膝裏と、動きを止めていた場所が一致していました。

硬くなった組織そのものが、痛みの出どころになっていたと考えられます。


膝が伸びないと、関節は安定しない


膝は、伸び切った位置で最も安定します。

骨と骨の噛み合わせが深くなり、靭帯にも適度な張りが生まれるためです。

逆に、少し曲がったままの状態では、この安定が得られません。

関節は不安定なまま、周囲の組織が支えようとし続けることになります。

夜、横になって力を抜いたときも、その状態は続いています。

休めていないのです。

当院が伸展制限を重く見るのは、このためです。


アプローチと変化


そこで、膝裏の硬さを取ることを中心に進めました。

硬さが緩み、膝がしっかり伸びるようになるにつれて、関節は安定していきました。

その結果、夜間の痛みはなくなっています。

目が覚めてしまうこともなくなりました。

ここまでで、睡眠についてのお困りごとは解消された形です。


現在取り組んでいること


現在は、膝関節を安定させるための筋力を高める段階に入っています。

硬さを取って動きが戻っても、それを支える力がなければ元の状態に近づいていきます。

まだ、膝がピリッとするような痛みが出ることはあります。

ここを正直にお伝えしておきます。

すべてが解決したわけではありません。

ただ、筋力が上がっていけば、さらに変わっていくと考えています。

この方のご希望は、しゃがみ込みができるようになることです。

そこに向けて、引き続き取り組んでいきます。


この症例から見えること


変形性膝関節症と診断されると、痛みの原因はすべて変形にあると考えてしまいがちです。

ですがこの方の場合、痛みを出していたのは膝裏の硬さでした。

そして、なぜ夜に痛むのか。

膝が伸び切らず、関節が休めていなかったからです。

診断名だけでは、ここまで見えません。

なぜ、その場所に負担が集中しているのか。

そこまで評価することが、改善に向けた第一歩だと考えています。


よくある質問

 

膝裏が痛いのですが、原因は何ですか


お一人おひとり異なりますが、膝裏の軟部組織が硬くなっていることがあります。

その硬さが膝の伸びを妨げ、痛みの出どころにもなり得ます。

ただし膝裏の腫れを伴う場合は、まず整形外科での確認をおすすめします。


膝が最後まで伸びないと、何が問題ですか


膝は伸び切った位置で最も安定します。

伸びない状態では関節が不安定なままとなり、周囲の組織が支え続けることになります。

痛みが出ていなくても、負担が蓄積していきます。


ヒアルロン酸の注射を受けていますが、整体も受けられますか


受けておられる方はいます。

医師の指示を優先していただきます。

どのような処置を受けているかは、施術前にお知らせください。


夜の痛みが取れれば、しゃがめるようになりますか


同時ではありません。

今回の方も、夜間の痛みが先に変わり、しゃがみ込みはこれから取り組む段階です。

膝を深く曲げる動きには、また別の条件が必要になります。


痛みが取れたら、もう通わなくてよいですか


その方の目標次第です。

硬さを取っただけでは戻ることがあるため、支える力をつける段階まで進めることをおすすめしています。

目標を達成したら卒業していただくことを前提にしています。


2年前から違和感がありました。放置していたのが原因ですか


違和感の段階で評価しておけたほうがよかった、とは言えます。

ただ、経過が長い方も来院されています。

まずは現在の状態を評価するところから始めます。


まずは一度、ご相談ください


夜、膝が痛くて眠れない。

膝が最後まで伸びない気がする。

注射を受けているが変わらない。

そうした重症の膝のお悩みに向き合ってきました。

まずは一度、ご相談ください。



執筆者


大阪重症膝痛専門整体院ひなた 代表の豊田啓太です。

重症膝痛専門施術のパイオニアとして、「最後の砦」を掲げています。

どこに行っても、何を試しても注射や再生医療、手術、さまざまな治療を受けてもなかなか改善しなかった重症の膝の悩みに向き合ってきました。

改善に向けた実績は、全国でもトップクラスだと自負しています。

実際の変化は、YouTubeの改善実績動画、お客様の口コミ、Instagramの症例動画でご覧ください。


対応エリア


当院は大阪府大阪市天王寺区寺田町にありますが、大阪府内はもちろん、関西全域、そして全国からご来院いただいています。

奈良・京都・兵庫など近隣府県のほか、遠方からお越しになる方も少なくありません。




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