大阪 阿倍野区 膝痛の原因
大阪 膝痛専門の豊田啓太です。
本日は膝痛と猫背の関係についてブログを書きたいと思います。
猫背は、ひざ、首、肩、背中、腰への影響は深刻です。
早期に改善しなければ、ひざ痛、首コリ、肩こり、背中の痛みに腰痛、頭痛や股関節痛、など全身症状で悩まされます。
【猫背が与える影響とは】
猫背の姿勢が定着すると、本来分散されるはずの身体の重さが特定の筋肉、関節に過度の負担をかけてしまいます。
特にひざへの負荷は大きく、上体のバランスを保とうとし、つねに曲がった状態になります。
歩く姿勢が常に曲がった状態なので、さらにひざへの負担が悪化。
それと同時に太ももの裏側の筋肉が低下するため、体全体の歪みを引き起こします。
そのため、膝は、さらに上半身の体重を全部引き受けてしまう結果となり、筋肉の炎症、骨の劣化といった症状からひどい痛い痛みを伴うようになります。
【猫背は治らないの?】
猫背は、正しく治療を進めれば、必ず改善します。
ただし、猫背といって、タイプが異なるため、それぞれに適した施術が必要です。
まずは、自分の猫背がどのタイプなのかをチェックしましょう。
一つは、首猫背です。
頭が前に突き出している状態で、首が斜め前に大きく曲がっています。
次に、背中猫背です。
最も多いタイプの猫背で、肩が胸のあたりまで下がり、丸みを帯びた状態。
腰猫背は、腰全体がカーブし丸みを帯びている状態で、高齢者によく見られます。
隠れ猫背とは、一見猫背とは無縁の状態に見えられ、一般的な猫背とは逆で、腰が反った状態です。
正常な姿勢とは、S字カーブですが、隠れ猫背は、逆S字型で、上半身の体重がすべて後方に傾いています。
これら4つの猫背に共通するのが、身体の軸が歪み、バランスが悪くなっている点です。
整体や整骨院では、まず、身体のゆがみを元通りに戻す骨盤矯正、骨格矯正を行い、首、肩、背中、胸に、腰、膝といった部分のトラブル改善に努めます。
早期に施術を受ければ、猫背は必ず改善しますが、放置するとひざ痛だけでなく全身の至る部分の健康を阻害し、見た目の印象にも影響を及ぼすので早期治療をおススメします。
【自宅でできる猫背対策】
簡単な猫背対策を紹介します。
ただし、すでにひざ痛がある、少しでも身体をうごかすと痛みが悪化すると言う場合は、絶対に無理をせず、一度は整体、整骨院で見てもらうようにしてください。
まずは、正しい姿勢を覚えましょう。
正しい姿勢とは、背中が適度にS字カーブをしている状態で、それぞれの関節にバランスよく重さが分散されています。
壁に頭、肩、ヒップ、かかとをつけてまっすぐ立った時の姿勢が本来の姿勢です。
しかし猫背になるとこの姿勢を10秒とキープできません。
また腰の部分が壁から大きく開いていたり、背中隙間が無いことがあります。
正しい姿勢を身体に覚えさせるためにも、壁にまっすぐ立つ姿勢を1日20秒行ってください。
次に、ストレッチです。
猫背を解消するには、胸や首、肩甲骨、お腹、足などの筋肉をほぐし、柔軟性を高めるのがポイントです。
胸の筋肉は、両手を背中に回し、両手の手のひらを握りながら、上に持ち上げましょう。
目線を下げないよう意識し、10秒キープします。
この動きを2セット行います。
次に首の筋肉を和らげるには、右、左、前後にくるくると10回頭痛回します。
肩甲骨のストレッチは、両腕を上に持ち上げ、肩甲骨が動くのを意識してください。
グーッと20秒キープしたら、ゆっくりもとの位置に戻し、繰り返し3回行います。
下半身の筋肉は、仰向けになり右足を胸に引き寄せるように両腕で引っ張りましょう。
10秒キープの3セット左右交互に行います。
この1連のストレッチを1日2セット続けるだけで、全身の筋肉がほぐれ、正しい姿勢を維持しやすくなります。
コツコツと続けることで猫背が改善され、ひざ痛のない美しい見た目を取り戻す事が出来ますよ。